
新茶時期に収穫された上質な茶葉を使用した”荒茶づくり”と呼ばれる特別な煎茶です。 40年変わらない味を守り続けているカネカの味を代表するお茶でもあります。
火と向き合う、煎茶のもう一つの顔
静岡の煎茶は、緑の鮮やかさと旨味の調和で知られています。しかしこの「強火煎茶」は、あえてその常識から一歩外れた場所に立っています。
通常の煎茶よりも強い火入れ──長年の経験で培った特殊な火入れ技術が産んだ豊潤な焙煎の香りをまとい、青々しさは深い焙煎香へと姿を変えていきます。茶葉が持つ甘みと心地よい渋みに、印象的な焙煎香が加わり、飲み応えのある奥深い味わいに仕上がっています。口に含めば、すっきりとしたキレのある後味が広がります。
旨味を前面に出す上級煎茶とは異なり、強火煎茶が大切にしているのは「飲み心地の軽やかさ」です。脂っこい食事の合間に、揚げ物や和菓子とともに、あるいは一日の終わりにもう一杯。渋みや重さに邪魔されることなく、すっと体に馴染んでいきます。
静岡という土地が育んだ茶葉に、職人の火入れが新しい表情を与える。強火煎茶は、煎茶の懐の深さを教えてくれる一杯です。
淹れ方の目安:
熱湯(90〜95℃)でさっと。香ばしさを引き出すには、やや高めの温度がおすすめです。


